《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
「つ、つけた!?」
それってつまり、尾行
してたってこと?
ワケがわからない。
どうして、そんなことを……!?
「なんで…………?」
それ以外言葉が見つからず、
また問いかけると、将輝は
気まずそうに視線を
そらしてしまう。
そして彼らしくない歯切れの
悪い声で、途切れ途切れに
こう話した。
「前に恩田(オンダ)が、最近
お前が学校終わるとすぐに
どっか飛んで帰るって
言ってたから。
気になって……でもなんか、
聞いても教えてもらえねー
ような気がしたから……」
_
それってつまり、尾行
してたってこと?
ワケがわからない。
どうして、そんなことを……!?
「なんで…………?」
それ以外言葉が見つからず、
また問いかけると、将輝は
気まずそうに視線を
そらしてしまう。
そして彼らしくない歯切れの
悪い声で、途切れ途切れに
こう話した。
「前に恩田(オンダ)が、最近
お前が学校終わるとすぐに
どっか飛んで帰るって
言ってたから。
気になって……でもなんか、
聞いても教えてもらえねー
ような気がしたから……」
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