《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
「ど……いうことだ……。

穂乃花は、一人で頑張る
って……。

それに姉妹がいるなんて、
言ってなかったじゃ
ないか……!」



「先生……?

ねぇ先生、どうしたのっ!?」



先生はとうとう、ガクッと
地面に膝をついてしまう。



あたしは取り乱して、その
肩にすがりつくことしか
できなかった。



「先生―――…!」



「穂乃花……どうして……!!」



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