《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
「いつまで――続くの
かな――…」



いつかこんな時間に、
終わりが来る日はあるん
だろうか。



(……やめよう。

そんなこと考えたって、
どうしようもない……)



あたしはプルプルと頭を
振って、着替えを始めた。



すぐに夕食だし、そろそろ
お父さんも帰ってくる時間だ。

こんな暗い顔してちゃいけない。




手早く着替えを済ますと、
あたしはすぐにまた部屋を出た。





――――――…
―――――…
――――…
――…


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