《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
「そう……こんな感じ……」
あたしは思わず、小さく
声に出して呟いてた。
――やっぱりそうだ。
すごく不思議だけど……
なぜだか、勝手に指が動く。
この先の音が、今のあたし
には、“見える”。
……重なった音は、もう
迷うことも狂うこともない。
ただただ一緒になれた
喜びに震え、共鳴しあって……
そしてどこまでも、高く
高く、昇っていくの。
その先にあるのは、幸せに
溢れる、眩しい光の中で――…。
_
あたしは思わず、小さく
声に出して呟いてた。
――やっぱりそうだ。
すごく不思議だけど……
なぜだか、勝手に指が動く。
この先の音が、今のあたし
には、“見える”。
……重なった音は、もう
迷うことも狂うこともない。
ただただ一緒になれた
喜びに震え、共鳴しあって……
そしてどこまでも、高く
高く、昇っていくの。
その先にあるのは、幸せに
溢れる、眩しい光の中で――…。
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