《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
今度はちゃんと小さな声で
尋ねると、先生はフフッと
笑って、
「試合も終わったし、オレ
だけ早い便で帰ってきた。
大丈夫、ちゃんと了承は
得てるよ」
「えっ? でも……」
一応引率なのに……本当に
そんなことしてよかったのかな。
「………不良教師」
ボソッと呟いたら、先生は
『えぇっ?』と眉をひそめて、
「ひどいな。どうしても
花琳の応援をしたくて、
飛んで帰ってきたのに……」
ロコツにしょんぼりした
顔をするもんだから、
あたしは早々に降参した。
_
尋ねると、先生はフフッと
笑って、
「試合も終わったし、オレ
だけ早い便で帰ってきた。
大丈夫、ちゃんと了承は
得てるよ」
「えっ? でも……」
一応引率なのに……本当に
そんなことしてよかったのかな。
「………不良教師」
ボソッと呟いたら、先生は
『えぇっ?』と眉をひそめて、
「ひどいな。どうしても
花琳の応援をしたくて、
飛んで帰ってきたのに……」
ロコツにしょんぼりした
顔をするもんだから、
あたしは早々に降参した。
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