《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
小学校の時からの近所に
住む腐れ縁で、今は隣の
2年C組の生徒。
うるさくてガサツで、
たまにこうして会いに
来ても、普通に挨拶すら
できないヤツ。
「だから言ってんだろ。
辞書借りに来たんだって。
1時間目なんだよ。早く!」
「辞書借りるのに、頭叩く
必要がどこにあんのよ!?」
ケロッと言ってのける
将輝に目くじら立てて
食ってかかってるあたしは、
如月 花琳(キサラギ・カリン)。
この学校、都立藤成(フジナリ)
高校に通う2年生で、17歳。
_
住む腐れ縁で、今は隣の
2年C組の生徒。
うるさくてガサツで、
たまにこうして会いに
来ても、普通に挨拶すら
できないヤツ。
「だから言ってんだろ。
辞書借りに来たんだって。
1時間目なんだよ。早く!」
「辞書借りるのに、頭叩く
必要がどこにあんのよ!?」
ケロッと言ってのける
将輝に目くじら立てて
食ってかかってるあたしは、
如月 花琳(キサラギ・カリン)。
この学校、都立藤成(フジナリ)
高校に通う2年生で、17歳。
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