《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
余韻に身を浸しながら、
あたしは知らず知らずの
うちにホウッと息を
ついちゃってた。
やっぱり、先生の演奏はすごい。
「……ようこそ、秘密の
演奏会へ」
椅子に座ったまま久住
先生が告げた言葉に、
あたしはようやく我に返る。
ハッとして見ると、先生は
目を細めて優しく笑ってた。
「本当に来たんだね」
「あ……は、はい。
こんにちわ」
(こんにちわって何よ!
なんか他に言えないの!?)
マヌケな挨拶に自分でそう
思ってたら、案の定先生も
クスッと笑う。
_
あたしは知らず知らずの
うちにホウッと息を
ついちゃってた。
やっぱり、先生の演奏はすごい。
「……ようこそ、秘密の
演奏会へ」
椅子に座ったまま久住
先生が告げた言葉に、
あたしはようやく我に返る。
ハッとして見ると、先生は
目を細めて優しく笑ってた。
「本当に来たんだね」
「あ……は、はい。
こんにちわ」
(こんにちわって何よ!
なんか他に言えないの!?)
マヌケな挨拶に自分でそう
思ってたら、案の定先生も
クスッと笑う。
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