恋愛不器用。
どんな顔をして、親に会えばいいのだろう。


約10m先に親がいる。


きっと、この言葉を待ち望んでいるんだろう。




「合格したよ~!!」




一歩一歩の足取りが重い。


親のところまで着く時間が早く感じた。




「優杏!どうだったー?結果はもちろん…?」









不合格。




それ以外言う言葉が見つからない。
< 13 / 69 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop