【完】貴方が居たから。
―椎都 SIDE―
「なぁ、憂愛ちゃんといつ会った?」
「2日前。憂愛ん家に帰ったし」
「は?家族公認?」
「や。憂愛の兄貴だけや」
賑わう社員食堂。
今流行りの、低カロリーなのに、ボリュームは満点の定食が大人気。
気になってた事を訊けば、時間を作るのに必死な俺に対し、余裕な紀斗。
…憂愛ちゃんの家に帰っただと?
「ヤったのか!?」
「お前は中学生か!」
気になるものは気になる。
同じ一回り下の彼女を持つ者同士、意見を聞き合おうではないか。
「なぁ、憂愛ちゃんといつ会った?」
「2日前。憂愛ん家に帰ったし」
「は?家族公認?」
「や。憂愛の兄貴だけや」
賑わう社員食堂。
今流行りの、低カロリーなのに、ボリュームは満点の定食が大人気。
気になってた事を訊けば、時間を作るのに必死な俺に対し、余裕な紀斗。
…憂愛ちゃんの家に帰っただと?
「ヤったのか!?」
「お前は中学生か!」
気になるものは気になる。
同じ一回り下の彼女を持つ者同士、意見を聞き合おうではないか。