【完】貴方が居たから。
梢も「優しい味」と、味を堪能してる。
「わらびもちも美味い」
「兄ちゃんは顔に出やすいな」
ニコニコとわらびもちを食べる兄貴。
おじいちゃんは嬉しそうな表情で兄貴の隣に座った。
不良になった時に祖父から嫌われ、おじいちゃんと呼べる人と世間話をする兄貴は、いつも以上に笑顔だ。
祖父が大好きだったから、嬉しいんだとわかる。
「生き返ったー!」
「若いのに。でも良かったよ」
立ち上がって腕を伸ばして深呼吸してる梢を、おばあちゃんが優しく見守る。
「また来たいね」
「次は2人でやな」
私は紀斗さんに頷きながら、抹茶を飲みきった。
「わらびもちも美味い」
「兄ちゃんは顔に出やすいな」
ニコニコとわらびもちを食べる兄貴。
おじいちゃんは嬉しそうな表情で兄貴の隣に座った。
不良になった時に祖父から嫌われ、おじいちゃんと呼べる人と世間話をする兄貴は、いつも以上に笑顔だ。
祖父が大好きだったから、嬉しいんだとわかる。
「生き返ったー!」
「若いのに。でも良かったよ」
立ち上がって腕を伸ばして深呼吸してる梢を、おばあちゃんが優しく見守る。
「また来たいね」
「次は2人でやな」
私は紀斗さんに頷きながら、抹茶を飲みきった。