【完】貴方が居たから。
「助けてくれて、ありがとうございました」



「えぇよ。じゃっ!」



「や、ちょっと確めたい事があるので、来て下さい!」



私は碧斗さんを海の家に誘った。

「バイト中やねんから早よしてや」と言いながら、ついて来る。



「憂愛!…って、は――っ!?」



「……あ、兄貴ッ!!;;」



「やっぱり…兄弟なんだ;;」



まさかの再会に、弟は喜び、お兄ちゃんである紀斗さんは…キレてる?;;



「憂愛にナンパしたやろ!?」



「するか!!何で25にもなってガキにナンパせなあかんねん!!」



…ガキが彼女なんですよ;;
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