【完】貴方が居たから。
「憂愛にガキって何やねん」
「…彼女なんか」
「そうや。あかんか?」
「兄貴がロリコンや!!」
“ムンクの叫び”の真似みたく、大袈裟に驚く碧斗さん。
容姿は似てるけど、性格は違いそうだ。
「叫ぶな!てか、何してんねん、お前」
「んあ?彼女の実家がこの海の保安委員会してたで手伝いやで」
「案外、真面目やん」
「今更やな」
紀斗さんの“兄”らしい一面に、微笑ましくなる。
私は2人の掛け合いを見ながら、兄貴の隣に座って、コーラを頼んだ。
キンキンに冷えたコーラはすぐに届き、私は喉を潤す。
「…彼女なんか」
「そうや。あかんか?」
「兄貴がロリコンや!!」
“ムンクの叫び”の真似みたく、大袈裟に驚く碧斗さん。
容姿は似てるけど、性格は違いそうだ。
「叫ぶな!てか、何してんねん、お前」
「んあ?彼女の実家がこの海の保安委員会してたで手伝いやで」
「案外、真面目やん」
「今更やな」
紀斗さんの“兄”らしい一面に、微笑ましくなる。
私は2人の掛け合いを見ながら、兄貴の隣に座って、コーラを頼んだ。
キンキンに冷えたコーラはすぐに届き、私は喉を潤す。