【完】貴方が居たから。
「ヤキモチは悪い事じゃないねんで。可愛いし、それほど俺を想ってくれてるってわかんねん」



彼は凄い大人の人。

私の心にあった罪悪感を取り除いてくれた。



「好きだもん…」



「ん」



「滅多に言えないけど…感謝もしてるよ…」



「わかってんで」



ギューッと包まれ、私は冷めてた熱をまた煮沸させた。

太陽に負けないほどに、メラメラと。



「憂愛はホンマに可愛いな」



「…あ…ありがとうございます;;」



…もう、逆上せちゃうからっ;;





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