【完】貴方が居たから。
初めて恋して。

初めての彼氏で、慣れない事だってたくさんあるけど、貴方とだから進めるの。

諦めるなんて、出来ないんだ。



「憂愛、変わったな」



紀斗と出会えたから。

紀斗がいてくれたから。



「俺も若々しくいる努力をせなあかんな」



「十分だよ」



若返ったら、モテるかも。

不良に戻るかも知れない。

どっちも嫌だ。



「紀斗は紀斗のままで良い」



私が知ってる貴方が、私には合ってる。



「総長やってた時に俺と会ったら、憂愛は惚れたんやろか」



「…時間は掛かるだろうけど」



結局は、どんな彼も好き。
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