2人のユウを繋いだ空



「よし、じゃあ行こう。」



ごく自然に、またあたしの手を握る先輩…。



──キュン

あたしの胸で、

秘密の音が鳴る。





「どこ行くんですか?」


ドキドキをなるべく悟らないように先輩に聞いてみた。



「ん~。いつもの所。」












じゃあ、やっぱりあそこしかないよね~。







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