2人のユウを繋いだ空
「もうちょっとしたら、花火始まるから、今から食べよっか~?」
「はい。
わざわざあたしの分まで買って来てくれて、ありがとうございます、先輩。
お金払います。」
「払わなくていいよ。
俺がかってに買ってきたんだから…。」
「じゃあ、今度なにかお返ししますね。」
「いいのにぃ~。
でも、ちょっとだけ楽しみにしてるね!」
そう言って再びニコり。
胸がいっぱい。
先輩が買って来てくれた焼そばは、コンビニのなのに、とっても美味しくて、先輩の優しさが詰まったような味がした。