2人のユウを繋いだ空




「あっ、っあた、し……、」



泣きすぎて、上手く言葉が喋れないあたしを、先輩が頭を優しく撫でる。



暖かい先輩の手。



それから、すぐに放たれた美しい先輩の声。








「由宇ちゃん、



















結婚しよう。」















< 223 / 232 >

この作品をシェア

pagetop