2人のユウを繋いだ空



先輩の言葉・・・



心にすぅーっと入ってきた。







正直、本当はあたし・・・紗耶香と本当の友達にずっとなりたかった。



今なら言える気がする。


それから、今までのことも謝れる気がする。








「先輩・・・あ、あたしっ」


「早く行かなきゃね。

 いってらしゃい。」




笑顔で手を振る先輩。





あたしの心はすべて見抜かれていた。










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