あたしだけの君でいて。


____





「集まったぁ?」




とうとう来てしまった。

肝試し。



ガクガク震えていると、隣にいた愛が心配そうに覗きこんできた。




「大丈夫なの?」



「うん。」



苦笑いで返すと、”そう、頑張ってね。 ”とあたしの肩を叩いた。
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