学園レモネード

「あやー…私、普通に話せてた?」

「もー、何回目?この質問」

「だって…」



今は放課後。
あやと残って話している。

話題はもちろん今朝のこと。



「ねぇっ!お願い、どうだった?」


はぁ、とあやはため息をつくと。

「話せてたよ、凛顔真っ赤だったけど。」

「はぁー…嬉しい。」

「もう、この質問もう終わりだよ?……でも、あたしも最初はそうだったかもなぁ。」



「あやも?」


思わず顔を上げる。


.
< 21 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop