君とした約束
何回か続き、気付けばいつの間にかスムーズに続いていた。
暑かったのに、肌寒くなってきて、空はオレンジ色。
月が見えて、きれいな三日月だった。
『なぁ、夕日綺麗だな☆』
2人で寝転がり、この広い広い空を眺めている。
今こうしてる人は何人いる事だろう?
こんなに綺麗な夕日なのに、夕日はいつも寂しそうな感じがするの。
これは私だけが思う事なのかな。
「そうだね☆」
この広い世界で、刹那に出会えたのは、奇跡?
それとも運命?
私にはわからない。
きっと神様が出会わせてくれたんだと思う。
刹那はどっちだと思うかな…
『運命ってあるのかな?』
私の目を真っ直ぐ見つめ、私の長い髪をそっと触った刹那。
「信じる…かな?」
『俺も信じてる』