君とした約束
行きは歩いてきたから、帰りは自転車だとほんの数分で着いてしまった。
私は2人乗りの時、刹那の腰をギュっと掴むの時間が好き。
だって一緒にいるより、もっと近くに感じられるから。
私は刹那にお礼を行って家に入ろうとしたその時。
『また…部活見に来いよ?』
「もちろん行くよ!」
そう言葉を交わし家に入った。
『遅かったな?』
リビングのソファーに座ってテレビを見ているお兄ちゃんがいた。
時計はもうとっくに部活終了時間から1時間過ぎていた。
「なんか私寝てたみたいなんだ」
『琉璃ってほんとバカだな!』
笑いながら言ってるし。
しかもお兄ちゃんまで…
「もぉ~!!」
『そう怒るなって?今日琉璃が好きなスイカあるから♪』
そう、私はスイカが好きな食べ物ランキング1位。
なぜかスイカが1位なんだよね。
「ほんとに?」
『嘘は言わねぇよ!』
私はギターケースを2階の自分の部屋に置き、下のリビングでお兄ちゃんとテレビを見る事にした。
リビングはエアコンがきいてて涼しいから。