君とした約束
夏休み
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「行ってきまーす」
スニーカーを履いて、タオルと水筒を持ち、勢いよく玄関から飛び出した。
今日は週2回のランニング日。
堤防を走るだけだけど、距離が8キロある。
つまり行き4キロで帰りを足して8キロ。
『琉璃~!偶然だな』
堤防を登り少し前に刹那がいた。
そういえば刹那も確か体作りの為週4回ランニングしてるって聞いた事があった。
「刹那!」
風が髪をなびかせている。
今日は晴れで気温35度。
立ったいるだけで暑い。
『一緒に走ろうぜ?』
「うん!刹那は何キロ走ってるの?」
刹那はオレンジ色のゴムで髪をくくった。
かっこいい───
汗が太陽の光で輝いて見える。
『ん?10キロだけど』
10キロ!?
普通笑顔で口にする数字じゃないよ。
刹那は長距離得意らしいし…
「私なんて8キロだよ?」
『凄いじゃん!』
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「行ってきまーす」
スニーカーを履いて、タオルと水筒を持ち、勢いよく玄関から飛び出した。
今日は週2回のランニング日。
堤防を走るだけだけど、距離が8キロある。
つまり行き4キロで帰りを足して8キロ。
『琉璃~!偶然だな』
堤防を登り少し前に刹那がいた。
そういえば刹那も確か体作りの為週4回ランニングしてるって聞いた事があった。
「刹那!」
風が髪をなびかせている。
今日は晴れで気温35度。
立ったいるだけで暑い。
『一緒に走ろうぜ?』
「うん!刹那は何キロ走ってるの?」
刹那はオレンジ色のゴムで髪をくくった。
かっこいい───
汗が太陽の光で輝いて見える。
『ん?10キロだけど』
10キロ!?
普通笑顔で口にする数字じゃないよ。
刹那は長距離得意らしいし…
「私なんて8キロだよ?」
『凄いじゃん!』