ドリーム!
「そうだったんか。
そう言われてみれば。
あっ思い出した!」

「だろ?」
「そうだったよな。
俺達は売れっ子芸人になるんだよな」
またまた大きな声で叫んでしまった。

となりのオバチャンに睨まれた。



「でもまぁ先こされたけどな」
「は?誰に」
「あいつらに」

丸中はマジッスかを指差した。

「えっ。マジッスかって」
「そう。マジッスかは俺達が小学生のころ、ライバルだった亀山と栗原だよ」

「知らなかった」
「だろうと思った。
お前は鈍感だから」
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