ドリーム!
俺の家は道路の奥の方にあるボロいアパートだ。


「ついたよ」
「へぇ。お前こんなとこに住んでんだ」
「金がなくて」


俺の部屋は二階の201号室。


「まぁなんもないけどあがってよ」
「おじゃましまーす」
「プッ!お前の家マジでなんもないな」
なんかバカにされた気分だ。

「黙れ!」
「あ、でもいちよ冷蔵庫とテレビ、机とかあるし最低限生活はできるな」
最低限の生活はできるって。


「まぁガスは止められてるけどな」
「まじかよ」


しょうがないじゃん。
俺はマイペースでのろいからすぐにバイトクビになるんだよ。



「あ、んで大切な話って何?」
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