Your loving 愛実
「そりゃそう思うか。でもさ、
顔もあんまよく知らないんでしょ?
何で好きになったの?」
「そりゃ、今日のこともあったけど、
それ以前にバスケやってる時の姿。
あれ最高だよ。
1対1とかもドリブル上手いしシュートなんて
スパスパ決めちゃうんだから。
それでね…」
「愛実゛」
ちょっと、人が気持ちよく
喋ってんの遮らないでよね。
「それさ、本当に“好き”なの?」
「…え?」