『ねぇ。保健室、連れて行ってよ。』Ⅱ

「そんなこと、言わないで・・・泣
今日は体育祭なんだから
楽しもうヨッ!!」

俺は笑顔でありあに言う。

ありあは少し顔を赤くして、
俺から目を逸らして
ボソッと言った。

『千隼(チハヤ)がいれば、
十分 楽しいわよ・・・。』

わっ///珍しい!!
ありあがデレた!?

「ありあ~」

俺が抱きしめようとすると、

『ちょ!!学校では
そんなことしないで!!』

すぐにツンツンに
戻ってしまった。

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