『ねぇ。保健室、連れて行ってよ。』Ⅱ

もちろん好きな人は
ありあだ。

俺は迷うことなく
ありあの所へ向かう。

《B組の千隼くんの
お題は"好きな人"です!!》

アナウンスの声が校庭に響いた。

その瞬間、ありあが
逃げた・・・。

ええっ!?
なんで逃げるんだ!!

俺は慌てて
ありあを追いかける。

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