『ねぇ。保健室、連れて行ってよ。』Ⅱ

わりとすぐに
ありあを捕まえた。

『ちょっと!!ヤッ!!
放して!!』

「ありあ??
俺に触れられたくない??」

やべ、今のけっこう
ショックかも・・・。

『え??ちがっ!!』

俺はありあを放した。

「ありあ。俺と一緒に来て??」

『・・・ヤダ。』

え??

「なんで??」

『っ!!ヤダって言ってんの!!
他の子 連れて行けば!?』

ありあ・・・
俺のことがそんなに
嫌いなのかな。

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