新聞部部員AとBの事情。

なんでこんな変態部長を撮影しないとならないのか。

把握しきれていない利郎の手からお姫様は「トロいわね!」と、カメラを奪い、レンズを部長に向ける。


「哲ー!良い顔してねー!」

「こんな状況でどんな顔すりゃいいんだよ。」

「哲、私世界で一番哲が格好いいと思ってる。」


「え!!?///」


バシャッ



「嘘よ(ハート)♪」


「嘘かよ!!」



良い一枚が撮れたわ♪と上機嫌なお姫様はカメラをすぐに淀野の所に持って行く。


「すぐにデータ移して頂戴。」

「ほいきた。」

「だから、さっきからいったい何つくってんの?」


利郎はパソコンの画面を覗き込み、今日何度目かの驚きを顔に表した。


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