新聞部部員AとBの事情。
その後、前田部長のはっずかしい写真つきの号外が学校中に配られたのは、また別のお話。
◆◆◆◆◆
………‥
「柚木、」
「はいー?」
カタカタと部室にパソコンを打つ音が響く。
今日もこの部屋には利郎とみくだけで、他のメンバーは校長のズラ取り合戦に夢中である。
「柚木は新聞部辞めないの?」
「え、えええーーーっ!!先輩酷いっ!!」
「え、だって目当ての部長には見事に失恋したし、初めはそれが目的だったんだろう?」
「んあー、まぁ、初めは部長追っかけて入って来たのは、…その通りなんですけど。」
午後の日の光が、部屋に暖かく差し込んでいる。
「でも今は、仲間のみんなが面白くて大好きですし、それに」
「それに?」
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………‥
「柚木、」
「はいー?」
カタカタと部室にパソコンを打つ音が響く。
今日もこの部屋には利郎とみくだけで、他のメンバーは校長のズラ取り合戦に夢中である。
「柚木は新聞部辞めないの?」
「え、えええーーーっ!!先輩酷いっ!!」
「え、だって目当ての部長には見事に失恋したし、初めはそれが目的だったんだろう?」
「んあー、まぁ、初めは部長追っかけて入って来たのは、…その通りなんですけど。」
午後の日の光が、部屋に暖かく差し込んでいる。
「でも今は、仲間のみんなが面白くて大好きですし、それに」
「それに?」