*゚。シリウス。゚*
あなたに近付きたい
「――…はぁ…」
あたしは大学の課題をやりながら、ドキドキしていた。
まだ信じられない…。
雅樹くんと会えちゃったなんて。
しかも…17年も経った雅樹くんは、あたしが知ってる雅樹くんよりも遥かにカッコ良くなってた。
ルックスだって凄く大人っぽくなってて…。
そりゃ23歳だもんね。
大人っぽくなってて当然だよ。
それとなく…雅樹くんて彼女いるのかな。
好きだから凄く気になるよ…。
あたしは入ったばかりの雅樹くんのアドとケー番を見つめた。
雅樹くん…。
優しいとことか、強いとこは昔と変わってなかったな。
いつもあたしの傍にいてくれて、守ってくれてた。
修二さんから守ってくれた時なんて、カッコ良すぎてヤバかったもん////!
あたしは先程のことを思い返しながら思った。