『ねぇ。ココに、いてよ。』Ⅲ
『んん。千隼・・・』
あ、ありあ起きたかな??
「ありあ~、
熱はだいぶ下がったけど
体調どんなカンジ??」
俺はありあの額に
手を当てながら
問いかける。
『けっこう、楽になったよ。』
少し微笑むありあ。
「そかっ♪よかった!!
じゃあ俺、今日は帰るわ!!
また明日の朝、来るから。」
そう言いながら、
俺は立ち上がった。
キュ・・・
ありあが俺の服の裾を・・・
掴んだ。
「どした??なんか言い忘れた??」
やべ。若干 顔がニヤけた。