『ねぇ。ココに、いてよ。』Ⅲ
『ねぇ。ココに、いてよ。』
ありあが涙目で
そう俺に伝える。
そんな顔で言われると、
理性が・・・。
『お願い、千隼。
そばにいて??』
プツン。
頭の中で何が切れた。
『ふ!!ん・・・。』
気付くと、
ありあに深いキスをしていた。
クチュ、チュッ。
暗い室内にいやらしい音が、
響く。
『あ・・・、千隼ぁ。』
!!
バッ!!
ありあの色っぽい声に、
ふと我にかえった。
「いきなり、ごめん!!
ビックリしたよな・・・」
ありあの口元のテカリを拭う。
『ううん///
少し、嬉しかった・・・。』
誰!?このカワイイ人!!