「ねぇ。一緒に、寝てよ。」Ⅳ
至近距離で見つめ合う。
たった数秒だけど、俺には
刻が止まっているように
思えた。
するとありあが
立ち上がった。
呆れて帰ってしまうのか??
「ありあ??
変なこと言ってごめん。
風邪、ぶり返すから
もう帰りなよ。
今日は来てくれてありがと!!」
俺がそう言うとありあは
『帰らない。
今日はここにいる。』
え??
俺が固まっていると、
ありあが布団に入ってきた。
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