「ねぇ。一緒に、寝てよ。」Ⅳ

ありあからの返信に
少し落ち込んだ俺は、
いつの間にか寝ていた。



ガサゴソ

ん??誰かいる??

「ん・・・ありあ??」

『あ、ごめん千隼。
起こしちゃった??』

そう言って優しく
俺に触れる人は、
ホントにありあなのか??

「ありあ??これ、夢??」

『千隼・・・あんたさらに
バカになったの??
現実に決まってるでしょ。』

と、言いながら
ありあは俺の頬を
つねった。

「いはっ!!
ふいまへん。あひあはん。」

『フンッ。』

あー顔、反らしちゃった。
機嫌損ねたかも。

< 3 / 16 >

この作品をシェア

pagetop