「ねぇ。一緒に、寝てよ。」Ⅳ
ありあからの返信に
少し落ち込んだ俺は、
いつの間にか寝ていた。
ガサゴソ
ん??誰かいる??
「ん・・・ありあ??」
『あ、ごめん千隼。
起こしちゃった??』
そう言って優しく
俺に触れる人は、
ホントにありあなのか??
「ありあ??これ、夢??」
『千隼・・・あんたさらに
バカになったの??
現実に決まってるでしょ。』
と、言いながら
ありあは俺の頬を
つねった。
「いはっ!!
ふいまへん。あひあはん。」
『フンッ。』
あー顔、反らしちゃった。
機嫌損ねたかも。