「ねぇ。一緒に、寝てよ。」Ⅳ
「んん~。」
『あ、千隼 起きた??』
ありあに握られてる
左手が熱い。
俺が寝てる間もずっと
握っていてくれたんだろう。
「ありあ。
ありあは具合、大丈夫??」
ありあが俺のせいで
風邪をぶり返さないか
心配だ・・・。
『あたしは大丈夫。
千隼もけっこう熱、
下がってきたよ♪』
俺の額に手をあてながら
笑顔でそう言うありあ。
ヤバい。めちゃくちゃ
かわいいんだけど///