恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜
そして机の上に2本のペットを置くと、「もうお喋りは終わり」と言った。


「でも、大事なことでしょ? 大輔なら、きっと当選しちゃうよ。本当にいい……きゃっ」


大輔に押し倒されてしまった。


「よく喋る口だから、塞がないとな?」


「ちょ、ちょっと、ん……」


私の口は、大輔の唇で塞がれてしまった。


ああ、この感じだわ……


実はこの感じを、昨夜からずっともう一度味わいたいと思っていた。


キスって、なんでこんなに気持ちいいのかしら……


でも段々と息苦しくなり、とうとう我慢出来なくて、私は大輔の胸をドンドンと叩いた。


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