恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜
第2章 告白を告白
次の日の、学校の休み時間。

私は、次の授業である英語の予習を、焦りながらやっていた。


昨日は色々ありすぎて、家で全く予習が出来なかったから。


英語の先生、いきなり指して、読んで訳せって言うんだもんなあ。


私は自慢じゃないけど英語は全然ダメで、予め単語の意味を調べておかないと、いきなり訳すなんて絶対に無理。


その時、前の入口の方で女子達の黄色い喚声が上がったのが耳に届いた。


チッ

大輔の奴が来やがった……


< 15 / 141 >

この作品をシェア

pagetop