恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜

「ミイはいらねえんだろ？ 俺が食ってやるよ」


「違うわよ。取っといて最後に……あっ」


私が“最後に食べるつもりだったんだから！”と言う間もなく、大輔は大口を開けて私のエビフライをパクっとかじった。

してやったり、って感じでニタッと笑いながら。


「大輔のバカヤロー！ 居候のくせに……」


「居候？ お客さんって言ってほしいなあ」


「何がお客さんよ。タダ飯喰らいのくせして……。グスッ」