恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜
「美穂、具合が悪いの? ため息ばかりついて、元気ないわね?」


「うん、ちょっとね……」


「失恋でもしたのか?」


ドキッ


大輔の不意な言葉に、私は思わずピクッと肩を揺らせて反応してしまった。だって、図星だったから……


「まあ、本当なの?」


「マジなのかよ? 冗談で言っただけなのによ……」


「ち、違うよ。そ、そんなわけないじゃん。ごちそうさま。私、お風呂入る」


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