恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜
部屋に戻った大輔は、目が赤かった。
たぶん洗面所で顔を洗っていたのだろう。
大輔は私の顔をジーッと見ると、フッと笑った。
「な、何よ?」
「え? ミイの顔もブサイクだなと思ってさ」
「ひどーい」
“も”ってことは、大輔も鏡で自分の顔を見たってことよね。
「ねえ、何をしてたの?」
「ん? 今か?」
「じゃなくて、さっき“取り込み中だった”って言ったでしょ?」
「ああ、コレを取り込んでたんだよ」
大輔が“コレ”と言ったのは、畳の上に山になってる洗濯物だった。
つまり、大輔は洗濯物を正に“取り込んで”いたらしい。
たぶん洗面所で顔を洗っていたのだろう。
大輔は私の顔をジーッと見ると、フッと笑った。
「な、何よ?」
「え? ミイの顔もブサイクだなと思ってさ」
「ひどーい」
“も”ってことは、大輔も鏡で自分の顔を見たってことよね。
「ねえ、何をしてたの?」
「ん? 今か?」
「じゃなくて、さっき“取り込み中だった”って言ったでしょ?」
「ああ、コレを取り込んでたんだよ」
大輔が“コレ”と言ったのは、畳の上に山になってる洗濯物だった。
つまり、大輔は洗濯物を正に“取り込んで”いたらしい。