恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜
「いつ洗濯してるの?」


「普通は夜。でも今日のは夜にやりきれなかったから、今朝残りをやった」


「早起きして?」


「ああ」


私がギリギリの時間まで寝てる間に、大輔は洗濯してたのか……


「悪いけど、話はコレを畳みながらな? 晩飯に遅れると、怒るヤツがいるからさ」


「それって、私のこと?」


「かもな」


これからは、大輔が少しぐらい遅れても、文句を言うのはよそうっと。


「私も手伝うよ」


「出来んのか?」


「出来るよ、畳むぐらいは……」


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