恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜
エアコンが効いて涼しく、お線香の匂いが漂う静かな部屋の中で、大輔と二人で共同作業。


なんか、夫婦みたいじゃない?


「大輔は偉いなあ……」


「そんな事ないって。ところで、ミイは俺に話があるんだろ?」


「え? うん。大輔は何しに生徒会室に行ったのかなあ、って……」


「それはね……」


「うんうん」


「内緒」


「何それ……?」


「悪いけど、まだ言えない。決まったら言うよ」


「何が決まったらなの?」


< 80 / 141 >

この作品をシェア

pagetop