いつも隣に

こんな可愛い要平先輩を見れるのは一緒に帰ってる私の特権。


「流美、それ欲しいの?さっきからずっと見てるけど」



要平先輩が私の目線の先にあったお菓子を指差す。



子供っぽいって思われたかな…。



でもこれ好きなんだよね。



「えと、まぁ、はい」


響樹先輩が前に言ってた。


要平先輩は年下はガキっぽいから嫌だってこと。


「買ってあげようか?」


そう言って私が返事をする前にレジに持っていき、買ってくれた。



「要平先輩、お金払いますよ!」


カバンからお財布を出そうとしたら。


< 13 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop