いつも隣に

そう言って詩真ちゃんの肩を抱いてさっさと行ってしまった。


くそ…彼女欲しい!


羨ましいぞ響樹!


あんな可愛い彼女がいてさ。


俺だって高校3年だし彼女がいたらどれだけ嬉しいか。


「はぁ…とりあえず教室いこ」



一人、虚しく教室に向かった。



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