姫は今日もご機嫌ナナメ

「あの…ちょっといいですかぁ??」

…またかよ。

「何??俺忙しいんだけど」


目の前には、上目遣いで迫り来る女。

隣には、その女にビクビクしてる薫。


って…薫、その顔ギャグか!!


「本当に、少しだけなので…!!」

「じゃあ今話して」

どうせ、俺は忙しいんだ。

「え…!?」

「ちょ、日浦くん!?」

「薫は黙ってて」

こいつの相手で忙しすぎる。


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