あなたに助けられたから
「どこにいんだろ…」
私は誰も聞こえてないのに呟く。
広い公園の一角を見渡す。
自転車が停まってるのを発見した私は、そこに近づいて行った。
カツカツ。
サンダルの音が虫の声と共に響く。
暗闇の中段々とハッキリしてきたシルバーの自転車の色。
やっぱりヤスノリだ。
けど、誰もいない。
「ヤスノリ?どこ…?」
私は見渡す。
そうすると
背後から、ピタッと冷たい何かを押し付けてくる誰かが来た。
私はビクッとなり、後ろを振り向く。
「お前、何怖がっちゃってんの?」
背後にいたのは、ジュースの缶二つもったヤスノリだった。
「だって…、夜だったしさ!!急に頬に冷たいの押し付けられたら驚くじゃん!!」
いつもの通り、言いたい事を言える私に戻る。
「わりぃわりぃ。…ほい。」
そう、ヤスノリは缶ジュースを私に手渡し
「ここのベンチに座ろうか」
と声を掛けた。
私は誰も聞こえてないのに呟く。
広い公園の一角を見渡す。
自転車が停まってるのを発見した私は、そこに近づいて行った。
カツカツ。
サンダルの音が虫の声と共に響く。
暗闇の中段々とハッキリしてきたシルバーの自転車の色。
やっぱりヤスノリだ。
けど、誰もいない。
「ヤスノリ?どこ…?」
私は見渡す。
そうすると
背後から、ピタッと冷たい何かを押し付けてくる誰かが来た。
私はビクッとなり、後ろを振り向く。
「お前、何怖がっちゃってんの?」
背後にいたのは、ジュースの缶二つもったヤスノリだった。
「だって…、夜だったしさ!!急に頬に冷たいの押し付けられたら驚くじゃん!!」
いつもの通り、言いたい事を言える私に戻る。
「わりぃわりぃ。…ほい。」
そう、ヤスノリは缶ジュースを私に手渡し
「ここのベンチに座ろうか」
と声を掛けた。