☆moonbeam2*.+
そっと桜矢の顔が近づいてきて
優しいキスが降ってきた
何回か交わしたあと私の瞳を桜矢がじっと見つめてきた
「柚歌」
「…ぁい」
「おれ、お前のことずっと大切にする
親父やお袋にも挨拶したし
今までもこれからも
ずっとお前だけ……
お前だけを想いつづける」
桜矢……
そんなこと言われたらまた涙腺揺るんじゃうよ
「ぅん、私も…
私もだよ……」
そう答えると本当に嬉しそうに桜矢が笑うもんだから
また涙が出そうになった
また優しく抱きしめてくれれ桜矢の背中に手を回して
静かな時が流れた…
「抱いていいか?」
「ぇ!?」