☆moonbeam2*.+
あれから仕事も終わって家に帰る
まあ、浜田さんの送りなんだけどね;
でも、今日はいつも疲れて重い足が軽い
なんてったって
桜矢が待っててくれてるからね(笑)
「ただいまー」
「おかえり」
扉をあけるとすぐにリビングから顔を出した桜矢
久しぶりのその光景がちょっと目頭を熱くさせる
耐えきれなくなって
思わず歩み寄ってきてくれた桜矢に抱きついた
「お疲れさん」
「ありがとう」
「荷物は?」
「運んだよ
ちょっとしかなかったしな。
部屋サンキュな」
「いいえ!
なんか桜矢がいるっていいな。」
いつもさびしかった部屋に荷物が増えて
桜矢がいてくれる
それだけで満たされる気分だった
「風呂は?」
「ん。入ってくるね
桜矢は入った?」
「おう。
汗かいたから勝手に借りた」
「よかった
自由に使ってくれていいからね」
「ん」